加子母村の木=ひのき
加子母村の山林の歴史
木曽の五木って何?
国宝の姫路城と加子母村
伊勢神宮と加子母村
加子母村の森林が地球温暖化防止に役立っている!
「加子母村の檜とササユリ」が「かおり風景100選」に!
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加子母村は、岐阜県の東部に位置し、94%が山林で檜の産地として知られ、
古くから伐採利用されてきた。記録の残る古いものでは、文安5年(西暦1448年)
に京都南禅寺の復興用材が加子母村から伐採された記録がある。
江戸時代には尾張徳川藩の飛地領となり、尾張藩により「檜一本首一つ」と言われ
るほど厳しい林業政策がとられ、檜を伐ることにより生活していた村人が、困窮のあ
まりに法度に背いたための悲話が、今もこの村に伝わっている。
こうして守り育てられてきた加子母の森林は、優良な建築用材「東濃ヒノキ」の産地
として全国に知られ、出の小路には原生林とも思えるような樹齢300年を超える檜の
美林が今に残され、伊勢神宮の遷宮用材や姫路城の大柱などがこの檜の美林より伐採
されている。
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