伊勢神宮の式年遷宮と加子母村
 伊勢神宮では、平成5年10月に第61回の式年遷宮が行われました。
 この時の造営に使用された木曽ヒノキの用材の一部も、この森林から供給しています。

 1回の遷宮に必要なヒノキ材は約1万m3で、本数にして約1万3千本程度です。最大のものは樹齢 450年以上を経た直径130cmの巨木が用いられます。


平成9年10月30日に行われた「斧入式」
 式年遷宮とは、今から約1300年前の天武朝(西暦685年)に制定されたといわれ、20年に 一度新しい神殿をつくり神を移す行事で、第1回目は持統天皇(西暦690年)の時代に行われ現在 まで続いています。
 遷宮用材は、古くは「御杣山」と称された森林から調達され、伊勢の神路山、高倉山などから伐出 されていましたが、次第に適した材が欠乏したため、各地に「御杣山」が定められるようになり、 1300年代になって美濃の国から供給されるようになりました。
 この時代の美濃の国とは、木曽・裏木曽のことを指し、この地域から本格的に遷宮用材が伐出され たのは宝永6年(西暦1709年)といわれています。
 次回の式年遷宮は第62回にあたり、平成25年に執り行われ、次回の遷宮御用材の最初の伐採に あたり、平成9年10月28日長野県木曽郡上松町小川国有林において、また、30日に加子母村内 の加子母裏木曽国有林において、それぞれの伐採始めの「斧入式」が執り行われました。

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